LiDAR360 Forestry版のリファレンスマニュアルリリースいたします。
(弊社にて既にForestry オプションライセンスかつ、日本語マニュアルをご購入のお客様は、無償配布いたしますので、ご連絡ください)
リリース日:2025/02/21
リファレンスマニュアル(森林編)の概要
ALS解析もしくはTLS解析に必要な基本フローの内容を含んでいます。これによって、木の位置、木の高さ、樹冠直径、樹冠面積、樹冠体積、DBH(胸高直径)のデータを取得することが出来ます。CSVにエクスポート可能です。
TLS解析の紹介
下図は、SHARE S10で取得したデータをLiDAR360のTLSセグメンテーションを実行した例です。個々の木にIDが振られ、そのIDに対応した木の位置、木の高さ、樹冠直径、樹冠面積、樹冠体積、DBH(胸高直径)のデータを点群と共に確認することが出来ます。
例えば、表のTreeIDの260を点群で表示したい場合は、その行をダブルクリックすることで、点群が手前中心に表示されます。その逆に、TreeID等のパラメータからGUI上で取得したデータを検索することも可能です。検索機能に複数のパラメータやAND、ORなどを使用することも出来ます。また、CSVにエクスポートも可能です。
また、上記のTLSセグメンテーション結果とは別に、個別にDBHを測定することも可能です。
また、個別の木を観察したい場合は、Profile Viewにて、全体の中から領域を選択(下図の上側画面)し、下側画面にて詳細を観察することが出来ます。
ALS解析の紹介
下図は、Greenvalley InternationalのLiAirH800にて取得したデータをALS解析実行した結果です。個々の木にIDが振られ、そのIDに対応した木の位置、木の高さ、樹冠直径、樹冠面積、樹冠体積のデータを点群と共に確認することが出来ます。ドローンの搭載のLiDARは、リターン数が多い為、地面と植生の分類が正確になるため、CHMが正確です。
個別の木を観察したい場合は、Profile Viewにて、全体の中から領域を選択(下図の上側画面)し、下側画面にて詳細を観察することが出来ます。木の根元までしっかりとレーザが届いていることがわかります。
以上です。