UgCS Ground Control

UgCS Ground Control Softwareの詳細

UgCSは、3次元のGround control softwareです。特に高低差が大きい場所での飛行に有効です。

従来アプリのミッションプランは、Google map平面地図で飛行ルートを作成しているため、山谷の起伏が大きい所では正確な測量パラメータの計算と飛行が出来ませんでした。UgCSの利用できる標高モデルは、グーグルアースは基より、事前のラフ撮影から作成した正確な標高モデルを利用出来るため、正確なパラメータに基づくUAV測量(精密飛行)が可能になります。

正確な標高モデルの作成に関しては、UgCS Mapperをご確認ください。

サポートしているUAV(フライトコントローラ)

DJIのSDKコントローラー、Smartコントローラー、Crystal Skyコントローラー、M300Smartコントローラーをサポートしています。

  • DJI Matrice 600/600 Pro
  • DJI Matrice 300 –UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Matrice200/200 V2シリーズ/210 / 210RTK –UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Matrice100 –UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Inspire 2
  • DJI Inspire 1/1 Pro /Raw
  • DJI Phantom 4/4 Pro/4 Pro V2/4RTK –SDKコントローラのみ、UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Phantom3
  • DJI Mavic Pro –UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Mavic2ズーム/Pro/Enterprise –UgCS for DJIが必要です。
  • DJI Spark –UgCS for DJIが必要です。
  • PARROT ANAFI
  • DJI N3
  • MAVLINK互換 Ardupilot/Px4マルチコプタ
  • MAVLINK互換 Ardupilot/Px4ヘリコプタ
  • MAVLINK互換 APMエアプレーン
  • MIKROKOPTER:QUADRO XL、OCTO XL、HEXA
  • MICROPILOT
  • LICKHEED MARTIN

UgCSの機能

マップのカスタマイズ|オフライン

  • KMLからルートを作成
    測量エリアの境界を持つKMLファイルをUgCSにインポートし、正確な測量ロケーションを設定することができます。
  • 地形を追従した調査計画
    UgCSは地形追従モードでのミッションプランニングを可能にし、地上よりも比較的一定の高度を自動的に維持できるようにします。UgCSのデフォルトのSRTMデータベースの精度は様々であるため、正確で安全な飛行高度を可能にするために、調査エリアの正確なDEM(デジタル標高モデル)データをインポートする必要があります。
  • より安全なミッションプランニングのためのDEMインポート
    地形は常に変化していますが、変更は必ずしも速やかに3Dマップに実装されるわけではありません。マッピング、測量またはモニタリングの目的で、低高度または地形追従の自動ミッションを計画するには、デジタル標高モデル(DEM)をUgCSにインポートし、安全なミッションを計画します。
  • マップオーバーレイとしてのジオリファレンス画像のインポート
    自動でミッションを行うためには、正確な地図がこれまで以上に重要です。 GeoTIFFイメージをマップオーバーレイとしてUgCSにインポートし、ニーズに合わせてマップをカスタマイズする機能を提供します。

ミッションプランナー| UAV制御

  • 3Dミッションプランニング環境
    UgCSには、UAVミッションプランニングのためのGoogle Earthのような3Dインターフェイスを備えたミッションプランナーを持ち、より簡単に環境をナビゲートできます。 さらに、3Dミッションプランニング環境により、地形や建物などのあらゆる障害を考慮しながら、作成した飛行計画をあらゆる角度から見ることができるように、より多くの制御が可能です。
  • 空中調査計画ツール
    UgCSは、航空調査と地図作成を可能な限り簡単に行うためのツールを提供しています。 プリインストールされたカメラのプリセットを選択するか、カメラに合わせて新しいプリセットを作成します。エリアスキャンと写真測量ツールは、カメラの設定に基づいて飛行経路を自動的に計算します。また、エリアスキャンと写真測量のパラメータは、GSD、オーバラップ、または希望の高度など、手動で調整することもできます。
  • 高度プロファイル
    UgCSが飛行経路計算を完了すると、経路の高度プロファイルはUAVのAGL(地面からの高度)とAMSL(平均海面上)高度を表示します。すべてのポイントでの海面上の正確な高度は、周囲に配慮したミッション計画の能力を提供します。
  • テレメトリウィンドウ
    UgCSのテレメトリデータウィンドウには、バッテリーの充電レベル、無線リンクとGPS信号品質、現在のコースと方位、速度、高度などを含むテレメトリデータが表示されます。
  • 自動飛行モード(waypoint)と直接制御
    UgCSは複数の飛行モードを可能にします。マニュアルフライトモードでは、リモコンでUAVを制御できます。フライトプランが作成され、オートパイロットにアップロードされると、自動フライトモードを使用することができます。多くのUAVでは、UgCSはClick&GoとJoystickコントロールの飛行モードをサポートしています。
  • ソフトウェアエミュレータ
    quadrocoptersとfixed wing dronesのための組み込みのソフトウェアエミュレータ(emucopterとemuplane)があります。実際のUAVにアップロードする前にルートをテストすることができます 安全な環境でUgCSのさまざまな機能や設定を自由にテストすることができます。

飛行後分析と画像処理

  • 位置情報タグ付け
    UgCSにはビルド中のジオタグ付けツールがあり、飛行中に記録されたオートパイロットの遠隔測定データと画像のタイムスタンプを同期させることができます。ジオタグを座標と正確な標高と一致させた後、画像をさらなる処理に使用することができます。より正確なミッションプランニングのためにマップオーバレイまたは3Dモデルを作成してUgCSにインポートします。
  • テレメトリプレーヤ
    フライト全てのテレメトリデータはUgCSで記録され、フライト中にUAVによって記録されたフライトとビデオを再生することができます。

ノーフライゾーン

  • ノーフライゾーン – 空港レジストリ
    UgCSには、すべての主要空港にノーフライゾーン(NFZ)が組み込まれており、飛行経路がノーフライゾーン周辺で自動的に計算されるため、空港近くでの安全な飛行計画が可能になります。空港のフライゾーンは、UgCS PROおよびUgCS ENTERPRISEで無効にすることができます。
  • カスタムNo-Flyゾーン作成
    独自のカスタムノーフライゾーン(NFZ)を作成するためのUgCSオプションにより、フライトが禁止されている地域を指定することができます。UgCSはこれらのエリアを避けて飛行経路を自動的に計算し、自動飛行中にUAVがNFZに入らないようにします。
  • ルートのフライゾーン制限
    最初のウェイポイントから出発するフライトの境界線を設定します。ルート機能のフライゾーン制限は、地方の規制に従って、UAVがあまりにも遠く、あるいは必要以上に高く飛行しないように制御する機能を提供します。

ライセンス機能の比較

ライセンス機能の比較 UgCS
PRO
UgCS EXPERT UgCS
ENTERPRISE
ミッション計画と飛行制御
調査飛行計画ツール:
自動LiDARツール(エリア、コリドー、キャリブレーション) Y* Y*
自動写真測量 Y Y Y
自動垂直(ファサード)スキャン Y Y Y
自動コリドーマッピング、周囲、円、エリアスキャンツール Y Y Y
地球物理学および非カメラセンサー用の自動エリアスキャンツール Y Y Y
自動拡張正方形、クリーピングライン(SAR)ツール Y Y Y
ウェイポイント、線形ツール Y Y Y
マルチドローンミッションの計画と飛行 Y Y Y
バッテリー交換で長距離飛行 Y Y Y
没入型3Dルートプランニング環境 Y Y Y
標高プロファイル Y Y Y
テレメトリディスプレイとテレメトリウィジェット Y Y Y
ミッションの計画とインターネットなしの飛行 Y Y Y
自動フライトモード(ウェイポイント) Y Y Y
マニュアルモード Y Y Y
ジョイスティックとキーボードの制御 Y Y Y
クリック&ゴー Y Y Y
ソフトウェアエミュレータ Y Y Y
飛行後の分析と画像処理
ジオタグ Y Y Y
テレメトリプレーヤー Y Y Y
カスタムマップ
3D建物のインポート Y Y Y
KML / CSVデータのインポート Y Y Y
DEMデータのインポート Y Y Y
ジオリファレンス画像のインポート Y Y Y
飛行禁止区域
飛行禁止区域 – 空港登録 解除可 解除可 解除可
飛行禁止区域 – カスタムゾーンの作成 Y Y Y
ルートのフライゾーン制限設定 Y Y Y
ADS-Bサポート
ADS-Bレシーバー
サポート:microadsb
uAvionix pingRXおよびpingUSB
Y Y Y
ADS-Bトランスポンダ
サポート:Sagetech XP
Y
ビデオ機能
ビデオ録画
ドローン内部ストレージ
Y Y Y
カメラのフットプリント Y Y Y
ビデオストリーミング
UgCS forDJIからUgCSビデオプレーヤーへ
Y
カスタム開発
マルチドローンのサポート Y Y Y
SDKサポート
カスタムアプリやUgCSを既存のシステムに統合しワークフローに接続
限定 限定 無制限
マルチノードインストール + マルチユーザー Y
年間サポート&アップデートパック
Eメールサポート support@ugcs.com
電話サポート
勤務時間:月〜金09:00-18:00
(UTC + 02:00)
Y Y Y
価格
永久ライセンス
(1年目のサポートと更新パックを含む)
€790 €1490 ** €2190
年間サポート&アップデートパック
(2年目から)
€199 €399 ** €599
月間ライセンス + 14日間トライアル
only on ugcs.com »»»
€149 €219

*   現在、DJI M300、M600、M210 / 200ドローンでサポートされています。
** SPHエンジニアリングの公式販売店(弊社)のみ販売しています。
Y included

クーポン価格での購入方法(ベンダーでのオンライン購入です。この場合、弊社の日本語マニュアルは付属しませんのでご注意ください。)

ソフトウエア及びマニュアル(英語)ダウンロード

https://www.ugcs.com/en/page/download

弊社のサポート

無料対応しております。サポートは、基本メールベースとさせて頂き、問題となるスクリーンショットなどを添付してお問い合わせください。

トライアルライセンスの使用方法

トライアルライセンスは、https://www.ugcs.com/downloadよりPC版(Windows/macos/Linux)をダウンロードし、インストールします。UgCSを起動し、Get licenseを起動します。

次にサブスクリプションを選択し、クレジットカードを登録します。14日間以内に解除して頂ければキャンセル料はかかりません。

サブスクリプションを使用しなくとも、保存やエクスポート、ドローンの飛行は出来ませんが、操作は可能ですので、購入前に一度触っていただくことをお勧めしております。
ポイントを簡単にまとめておりますので、UgCS リファレンスマニュアルをご確認ください。

システム要求

オペレーティングシステム
  • Windows 7 with SP1以降、 Windows 8、Windows 10/ 64-bit
  • Mac OS X Maverick 10.9 or later / 64-bit
  • Linux: Ubuntu 18.04 LTS / 64-bit
CPU Core 2 Duo or Athlon X2 at 2.4 GHz
メモリ RAM: 4GB以上推奨
グラフィックハードウエア DirectX 9 サポート(shader model 2.0)、2004年以降のグラフィックカード
ハードディスク 空き容量2GByte以上
ネットワーク TCP/IPv4 ネットワークスタック
スクリーン解像度  Minimum 1024×768

対応タブレット

Android

Android 4.4以上の互換デバイス。x86アーキテクチャに基づくデバイスは、現段階ではサポートされていません。

最新の推奨モデルは、こちらになります。

Android device recommendations for UgCS for DJI

Matrice300RTK、Mavic3 Enterpriseをお使いの場合は、スマート送信機にインストール頂けます。

iOS

今までiPADも使用できましたが、今後、iOSはサポートされなくなりました。

弊社の購入特典

弊社でのライセンス購入者様限定として、日本語マニュアル(英文マニュアルの翻訳)が付属します。オンライン購入の場合は、付属、販売しておりません。

  • UgCS_User_manualの日本語マニュアル  :デスクトップ用
  • UgCS-for-DJI_User_manualの日本語マニュアル:タブレッド用

お見積り・お問い合わせ

UgCSよりお問い合わせください。

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