UgCSを使用して自動飛行中、異常な動作が起きた場合は、UgCSを疑うお客様が多いのですが、UgCS は飛行計画の作成とヒューマンインタフェースソフトウエアであり、飛行中にドローンを制御しません。ドローンを制御するのは、そのドローンのファームウエアであり、UgCSは作成された飛行計画データ(座標やペイロード動作)をファームに渡しているのみになります。このような事を書くと、ミッションの停止やホームリターンは制御ではないか?と言われそうですが、それはヒューマンインタフェースです。自律飛行という言葉がありますが、その言葉通りミッションスタート後はドローン側のファームにて全てが制御されています。
基本的には上記を踏まえてUgCSのベンダーに問い合わせを行う必要がありますが、異常動作に関してはドローン側の不具合の可能性が高い為、ドローンメーカにも確認する必要がございます。
UgCSベンダーに問い合わせるときは、下記の情報をご用意ください。
- テレメトリプレイヤーのデータ。TLM形式でエクスポートください。
飛行中、テレメトリプレイヤーはPC側に保存されるため、常にPCを使用して飛行させる事を推奨します。これによって不測の状態が発生しても詳細状況を再生できます。
UgCS テレメトリプレイヤーのエクスポート - ミッションデータ
左上メニューからミッションをエクスポートできます。 - アンドロイド(送信機) ログ
Android > data > com.ugcs.android.vsm.dji > files - PCログ(Windows)
C:\Users\ [USER NAME]\AppData\Local\UGCS\logs
(%LOCALAPPDATA%\UGCS\logs) - PCログ(macOS)
~/Library/Logs/UGCS
(/Users/[User Name]/Library/Logs/UGCS)
以上です。