SHARE S20のスキャンガイド(ご紹介)

弊社ホームページでご紹介していますようにSHARE S20は、非常に使いやすくコストパフォーマンスに優れています。購入されたお客様は、ドローンLiDARで測定した点群の補間、SLAM測量に使われており、追加バッテリーを購入されるなど、非常に好評を得ています。

本日ご紹介するS20に付属するスキャンガイドは、SLAM LiDAR製品を初めて扱うお客様には、とてもよいノウハウ書となり、SLAMの特性を学ぶことが出来ます。

SHAREのスキャンガイドは19ページで構成されており、以下の内容が網羅されています。

  • スキャン時の姿勢
  • S20の初期化手順、測定範囲
  • 移動速度
  • 付属ソフトウエアPointClud Studioの特性
  • スキャン経路計画
  • シーンの移行
  • 測定中の点群が欠落しやすいエリア
  • 特殊なシナリオ
  • 注意事項

今回は、そのスキャンガイドからほんの一例(基本的な事)をご紹介いたします。ノウハウですので、守秘に抵触しない範囲でのご紹介になりますので、全て記載出来ない部分はご了承ください。

  • 狭い空間でスキャンする場合は、デバイスを中央に配置して、両側からデータを確実に取得するようにしてください。
  • 可能な限り、0.5m未満の狭い空間には入らないでください。やむを得ない場合は、マッピングアルゴリズムの正常な機能を確保するため、….
  • 可能な限り、経路を辿り直すのではなく、「O」字型のループを形成し、10~20 m の軌道が重なるようにしてください。推奨される軌道を以下に示します。
  • SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)ワークフローでは、点群データはスキャン時間とともに徐々に誤差が蓄積されます。これらの累積誤差を軽減するためには、……
  • 最大動作距離:最適ではない条件下では、S20 は 40 m の範囲内で点群データを取得できます。ただし、ほとんどのシナリオでは、LiDAR は 5 m~20 m の範囲内で最高の測距精度を維持します。

S20は、SLAMの特性を学ぶための良いデバイスだと思います。

以上です。

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