間違わない対空標識選び

弊社では2017年3月に対空標識を販売開始しましたが、当時はまだ実機航空機測量向けの物が主で、UAV測量用として販売している会社様は1社程度でした。現在は、複数の会社様から販売されていますが、これらの対空標識を選択する上で、大事なポイントを記載したいと思います。

ご存知のように、対空標識は、UAV測量の基準点として使われます。屋外に配置しますから、過酷な環境に耐えられないといけません。屋外は紫外線が当たりますので、標識の色褪せ、材質劣化、高熱に対して、強くなければいけません。その為、色褪せに関しては、耐光性のある塗料もしくはシートが使われているかが大事になります。また材質がビニール系の樹脂は、紫外線にさらされると数か月程度でもろくなり、パリパリと割れてしまいます。ゴム製も同様ですが、自動車のタイヤのように紫外線対策が施されているものは大丈夫です。

また、対空標識の配置場所は、地面が常に平な所とは限らず、草などが生えている場所だと、固定する時に材質が柔らかなものだと、反ったり、地面と平行に固定するのが難しくなりますので、ある程度の生地が必要になります。硬い材質であれば、草の上から直接押し付けて、ピンで固定出来ます。UAV測量の精度は、X,Y,Zの精度は±5cmですから、反ってしまうだけでZ方向に数センチの誤差がでます。その為、硬い(かつ軽い)材質にする必要がありますが、金属性、ビニール系樹脂、ゴム系樹脂、木などの材料から選択をしますと、アルミ複合板(アルミ板と発砲スチロールの複合)がベストな選択となります。しかも、耐腐食性にも優れています。

また、経験上ですが、対空標識はICT基準で撮影しますと、かなり小さく映ります。基本的には40cm×40cm程度以上の大きさが望ましいです。

弊社の対空標識は、このような観点で材質選び、制作を行っております。お陰様で航空測量で有名なコンサル様からも複数導入頂いております。

かなり弊社びいきしている内容で恐れ多いですが、良い物をお届けしたいという事で制作しております。

ご参考にしてください。

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