RealityCaptureは、高速かつ地形の起伏の描写がとても忠実です。しかし、弱点としてソフトウエア内部で楕円体高から標高への変換が出来ないため、電子基準点を使用したRTKドローンでの写真は、一度カメラ座標をエクスポートし、外部にてエクセル等により高度変換(楕円体→標高)し、そのデータを再度インポートする必要があります。
今回、ご提案するのは、RealityCapture+PPK Goコンボセットです。Hi-target社のPPK Goは、後処理兼標高への変換も可能です。写真のXMPに標高を書き込めますので、その写真をそのままRealityCaptureに読み込むことが出来ます。
また、PPK Goを使用する事で、現場でのD-RTK2設置の作業も削減出来ます。上空が開けていてGPSを受信出来れば、地形の影響によるD-RTK2との通信切れ(RTKが切れる)の心配も必要なくなります。後処理用の補正データは、測定後ほぼリアルタイムでダウンロード可能です。
ご参考になれば幸いです。