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PPK Go実践解説書

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#一部記載に誤りがあったため、PPK Go実践解説書(Ver2.2)を更新しました。(2023.02.28)

1 PPK Go概要

PPK Go実践解説書では、弊社が実際に検証し、マニュアルには記載されていないノウハウをまとめた内容になります。

1-1 PPK Goの主な機能

PPK Goは、UAVで観測したカメラ座標(JPEG XMPタグ内の経緯度座標)を電子基準点のデータを元に後処理補正をします。また、後処理と合わせて、国土地理院のジオイドモデルを使用する事で、楕円高から標高に変換します。この変換は、補正された座標に対する楕円体高を標高に変換します。

後処理補正後のデータは、カメラ座標に書き込み、もしくは、テキストでエクスポートをする事ができます。MetashapeやPix4Dなどの点群ソフトでは、これらをインポートすることが出来ます。

1-2 PPK Go対応ドローン

PPK Goは、Ver1.1.6.3(2022/08/05)よりPhantom4 RTK及びZenmuse P1に加えて、Autel社EVO IIに対応しました。後処理補正には、PPKRAW.bin(以下binファイルと記す)を生成する機種が必用です。それ以外のRTKを装備していない機体のデータは、使用出来ません。

binファイルは手動フライトでは生成されませんので、各機体の専用アプリにて自動飛行を使用してください。

例)ファントム4 RTK:GSR(Ground Station RTK)
例)Zenmuse P1:DJI Pilot

….

PPK Go実践解説書は、上記に加えて以下の内容をまとめています。

1-3 後処理補正方法
1-4 前提
1-5  国土地理院アカウント登録
2     PPK Goの操作方法
2-1 メニューの日本語化
2-2 プロジェクトの作成
2-3 座標系の設定
2-4 ジオイドモデルの設定
2-5 データインポート
2-5-1 UAVデータのインポート
2-5-2 電子基準点データのインポート
2-6 移動局(UAVデータ)の設定
2-7 処理
2-8 解析結果の確認
2-9 解析結果のエクスポート
2-9-1 テキスト形式のレポート
2-9-2 JPEG XMP ジオタグ付け
2-10 エクスポートしたテキストデータをMetashape等に取込む

以上です。

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