Pix4DCaputureの最新版を確認し、記事を更新いたしました。2019.08.31
Pix4DCaptureの概要
Pix4Dcaptureは、Pix4Dシリーズの一つのソフトウエアですが、SFM処理用の撮影支援アプリです。フリーのソフトウエアですが、DJIのGround Station PROと同様、自律飛行による撮影が可能です。
対応機種
以前のバージョンと比較して、DJIの機体とParrotに加えてYuneec等もサポートに加わったという事ですが、実際にアプリを確認するとParrotまでしか対応していないようです。以前は、Matrice600はCaming soonでしたが、現在は対応しておりその他の機種も増えました。現時点では、ファントムRTKは対応していないようです。
以前のバージョン
最新バージョン(Ver4.5.0)
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カスタムカメラ
ドローンの選択以外にも、カスタムのカメラを設定する事が出来ます。ドローン備え付け以外のカメラで撮影する場合は、必用な機能になります。
ミッションの種類
ミッションの種類は、以前から変更がありませんでした。UAV測量に用いるのは、POLYGONもしくはGRIDを、都市や街並みのモデリングはDOUBLE GRIDを、構造物のモデリングはCIRCULARを使用します。
GRIDの設定内容
この中のGRIDを代表例としてみると、次のようになっています。この画面左側から、高度、飛行領域のエリア指定、バッテリ残量やGPSなどの情報等、必要最低限かなりシンプルなメニューです。飛行エリアは、二点を指定するだけで、設定情報(右上歯車)に基づき、飛行ルートが設定されます。
以前のバージョンは、GSD(地上解像度)がなく、かつ高度は10m単位でUAV測量用としては、難がありましたが、最新バージョンではこれらの機能が盛り込まれました。
以前のバージョン
最新バージョン(Ver4.5.0)
設定できる内容
設定内容に関しては、以前と変化はありません。
また、以下の問題も修正されました。
- 事前に地図上でエリアを指定しておきたい場合も、機体のGPSの位置(あるいは以前行った位置)が基準になるため、飛行時間が異常な値となってしまいます。
最後に
シンプルですがUAV測量等に必用な機能が盛り込まれたと言えます。
以上です。