地形認識モード用 DSM/tfwの作成方法

本記事では、MetashapeのみでQGISを使用せずにtif(DSM)/tfwを作成する方法をご紹介します。

まず、MetashapeにてDEMを作成します。ファントム4RTKに読み込ませるtifは、ファイル容量が余り大きいと読込みがいつまでも終わらないため、10MByte程度以内を目安として作成する必要があります。これ以上大きいと読込めたとしても、コース設定のレスポンスが遅くなってしまいます。撮影する面積にもよりますが、推奨設定は

  1. アラインメント精度は「中」にします。「高」でもtifのファイル容量には余り影響しないかと思います。「中」としたのは処理のスピードを優先しています。
  2. 高密度クラウドは、品質は「最低」にします。品質を高くすると、DEMの容量も大きくなります。
  3. DEMを作成します。ソースは「高密度クラウド」にします。「低密度クラウド」も設定できますが、DEMの精細さは落ちてしまいます。以下、両者の比較です。
    ソース 高密度クラウド(最低) ソース 低密度クラウド
  4. DEMをエクスポートします。
  5. 「ワードファイルを書き込む」をチェックし、エクスポートします。.tifと.tfwが同時に作成されます。

以上です。

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