DJIの制限区域のロック解除に関して、時々ご質問を頂きますので、こちらにまとめておきます。
制限区域を飛行させる場合は、法律や重要施設関連(自衛隊や空港など)の許可はもちろん、DJIに制限区域のロック解除を申請する必要があります。
DJIのロック解除の申請は、こちらからお申込み出来ます。
DJIから許可された後は、使用する機体にロック解除証明書(データ)をインポートする必要があります。解除にはネットワークに接続されている必要があります。
よくご相談頂くケースとして、DJI Phantom 4 RTKがあります。ロックを解除するためには、ネットワークに接続された送信機と、そして送信機と機体が接続されている必要があります。Phantom 4 RTKは、Wi-Fiを通してネットワークに接続しますと、送信機と機体は自動的に切れてしまう仕様(排他的にしか接続出来ません)となっているため、USBドングルを送信機に挿して4Gをご利用いただく必要があります。
Matrice300 RTK、Mavic3 Enterpriseは、現時点では、送信機と機体が接続されている状態でも、Wi-Fiに接続することが出来る為、USBドングルを使用しなくとも可能です。
各機種毎のインポートは以下の通りとなります。
例:Phantom4 RTK
1.機体と送信機(ネット接続状態)を接続する
2.カメラビュー右上の「・・・」マークの「機体設定」より
「飛行制限解除リスト」をタップします。
3.「アカウントのロック解除ライセンス」よりインポートを行う
4.「機体のロック解除ライセンス」にインポート内容が反映されるので、有効化を行う
例:Matrice300 RTK、Mavi3 Enterprise
以上です。