「DJI Go4 アプリが重い・よく落ちる」の解決方法

最近、DJI Goもしくは、DJI Go4がよく落ちるんだけど…という声を聞きます。最新バージョンアプリは重くなった?とか、使用しているタブレッドの調子が悪くなった?とか、悩まれている方も少なくないと思います。特にフライト後、「編集」タブで動画チェックしようとすると落ちるとか、もっと症状が重くなると、カメラの設定ボタンを押してもフリーズし、その後落ちたり、もっと症状が進むとフライト中に落ちる等…発生してきます。

これは使用しているタブレッドのOSや性能、機種に関係するところはあるかと思いますが、明らかな一つの原因としては、今まで数多くフライトをしている方に発生する問題です。DJI Go4は、フライトログや映像データをタブレットに保存するため、使えば使う程重くなっていきます。今回はその解決方法を記載します。大した内容ではないのですが、きっちりやっておくと、快適にアプリが動きますし、安全対策としても良い効果を発揮します。

まず最初に、タブレッド自身の動作を軽くするためにも、以前記載した以下記事の内容を確認してください。

ドローンの整備はタブレッドから!

これで、タブレッド自身の動作は軽くなるはずですから、それでもDJI Go4のアプリが落ちるという場合は、以下を実施してください。

説明は、iPad(iOS10)での設定例になります。

  1. 「設定」>「ストレージとiCloudの使用状況」>「ストレージを管理」でDJI Go4の容量を確認します。アプリのサイズ(容量)は300MB台ですので、ここが膨れ上がっている方は、ここが原因です。タブレッドの性能に依存するかと思いますが、目安としては4GBを超えてくると調子が悪い(落ちる頻度が上がる)と感じてきます。
  2. この容量が大きい原因は、タブレットにもプリチェック用の動画データ等や、「フライトレコード」があるためです。動画データ等は、「DJI Go4」起動後のオープニング画面の「編集」タブをクリックすると、「動画」「写真」「アルバム」があります。ここは思い切って全て削除してしまいましょう。
  3. 「フライトレコード」は、同じく「DJI Go4」起動後のオープニング画面の右上をクリックするとあります。必要ない物は整理します。
  4. 再度、1番で容量を確認し小さくなっていることを確認しましょう。
  5. 私の場合は、念のため更に、DJI Go4をアンインストールし、再インストールを行っています。上記画面のDJI Go4をタップするとわかりますが、アプリのサイズは、317.1MBですので、「書類とデータ」と称するところになにかごみが残っているようです。それが悪さをしても嫌なので、再インストールまで行っています。そうすることで容量は、349MBまで減りました。結果、不安定な動作は一切なくなりました。尚、再インストールは、Apple IDとパスワード、DJIのIDとパスワード情報が必要になりますので、ご注意下さい。

→写真や動画データを個別に削除しなくても、DJIGo4をアンインストール、その後再度インストールすることで、全てのデータはきれいになる事が確認出来ています(2018.09.20 記)

以上です。

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