RealityCaptureの実践シリーズ、第3話です。
製品の詳細、基本的な使用方法に関しましては、リンクをご確認ください。
今回は、高密度点群、モデル、テクスチャのデータの持ち方に関して、まとめています。データのエクスポートの前にここを理解する必要があります。
高密度点群やモデル、テクスチャを生成するには、上記リンクの「基本的な使用方法」でも説明していますが、下記のフローを行います。
- アラインメント(タイポイント、あるいは低密度点群)
- メッシュモデル(三角データ)
- Unwrap(点群に張り付ける画像のリンクと最適化)
- テクスチャ(点群に画像を張り付けたデータ)
を実行します。RealityCaptureのシステムでは、2の処理を行うことで、高密度点群とモデル同時に作成されます。その後、必要であれば、3,4を実施する事でテクスチャまで作成されます。しかし、これらのデータは、Metashapeのように、個別には管理されておらず、ユーザから見るとまとまって管理されているというイメージになります。
例えば、下図を見ますと、緑枠は、アラインメントで作成されたデータであり、低密度クラウドを示しています。赤枠には、高密度クラウド、モデル、テクスチャーが含まれています。ここでは、それらを個別に見る事はできず一つのデータとして管理されています。
しかし、表示的には、下図のようにVIEWのモードを切り替える事によって、3Dsの画面では、高密度点群、モデル、テクスチャーをそれぞれ見る事が出来ます。
高密度点群
モデル
テクスチャ
以上です。