ご存知の方も多いと思いますが、国土交通省のフライト規制地区とは別に、メーカ独自の規制というものが存在します。
このメーカ独自の規制は、基本的には国土交通省の規制地区に準じていますが、例えばDJI社であれば、この規制地区内では飛行は出来ません。具体的にはモータが始動出来ないということになります。
DJI社独自の規制地区は、以下のURLにて確認することが出来ます。また、制限の解除も可能です。必ず事前に国土交通省の許可はDIPSで取得ください。
https://www.dji.com/jp/flysafe
規制地区の範囲は、上記の地図とDJI Goアプリの地図とでは、境界に誤差がありますので、境界付近の詳細は、DJI Goアプリで確認してください。
尚、フライトモードのマニュアルモードであれば、規制地区でも飛行させれるのでは?という疑問はあるかと思いますが、裏ではGPSを監視していますので、マニュアルでも飛行(モータの始動は不可)は出来ません。万が一、ドローンが暴走し、実機航空機のエンジンに吸い込まれた場合は、ジェットエンジンはブローしますので、多くの人命に影響します。
私のバックグラウンドは半導体の設計ですが、コンピュータがバグらない事は絶対にありません。人間が作っているものですから。この辺りは別途ご紹介したいと思いますが、機器(ドローン)を過信することは絶対にやめましょう。何をするにしても、もしもの場合のリスク管理は非常に大事です。
以上です。