DJI Terra リファレンスマニュアル

DJI Terra PPK処理でお伝えしましたように、DJI Terraは、Ver4.5にて、Zenmuse L1(写真のみ)、Zenmuse L2(写真のみ)、ZenmuseP1、Mavic3E、Matrice4Eなどの写真の正式なPPK処理が対応され、更にVer5.1にてZenmuse L3/L2/L1のPOSデータのPPKにも対応しました。

以前は、通信遮断におけるD-RTK内の.DATを取り出してファイル名を変更して…という作業が必要でしたが、現在はPPKのインタフェースによってそのような作業が無くなり、楽になりました。

また観測ファイルと共に基準点の位置を指定出来る様になった為、PPKできちんと処理したほうが、XYのオフセット的な誤差は少なくなります。更にコントロールポイントを設定することにより、LiDARの高度補正も出来るようになりましたので、きちんと処理を行う事で精度の高いデータを生成することが出来ます。

PPK処理の経験ないお客様向けに、電子基準点データの見方に関しても、纏めていますのでご参照ください。

<目次>

1 DJI TERRAアクティベーション方法
1-1 利用前の準備
1-2 アクティベーションの流れ
1-3 ライセンス管理
2 DJI Terra処理フロー:可視光モード
2-1 基本処理フロー
2-2 GCPの設定
3 DJI Terra処理フロー:LiDAR編
3-1 基本処理フロー
3-2 コントロールポイント/チェックポイントの設定
4 PPK処理
4-1 電子基準点でのPPK処理準備
4-1-1 電子基準点の位置情報
4-1-2 電子基準点データのダウンロード
4-2 D-RTKでのPPK処理準備
4-3 サードパーティ基地局でのPPK処理準備(従来方法)
4-4 PPK処理

本マニュアルは弊社オリジナルとして、DJI Terraの有償ライセンス、Zenmse P1、Zenmuse L3に付属します。本マニュアルがお役に立ちましたらありがたく思います。

以上です。

error: Content is protected !!