UgCSの環境と使用方法

今回は、UgCSの具体的な環境と使用方法がイメージできる基本的な事を説明します。

UgCSは、デスクトップPCで飛行計画を作成し、そのフライトデータをUAVに転送、送信機とタブレットを接続して飛行することが出来ます。デスクトップPCは、Windows、Linuxの双方に対応しています。タブレットは、今のところアンドロイド(CPU X86系以外)のみとなっています。ちなみに、時期は明確ではなりませんが、iOS版も開発中との事です。適応出来るアンドロイドタブレットの詳細は、UgCS ライセンス販売 Ground Stationソフトウエアを参照ください。

Windows上でUgCSを動作させるには、ライセンスが必要になります。正確にはライセンスがなくともプランの作成までは可能です。UAVにプログラム転送をする時にライセンスが必要となります。また、タブレットは、自由にインストールできますし、DJI Go4と同様、ドローンを飛行させるアプリとしても使用出来ます。お手持ちのアンドロイドタブレットが対応しているか事前に確認することが出来ます。

環境

例えば、弊社ではデスクトップはWindowsを使用しています。また、タブレットは、ASUS Z500M-SL32S4 を使用しています。最新ではなくなっていますが、ネットで3万円以下ですし、USBはタイプCという最新のコネクタで、USBに挿入するときに上下の方向性がなく、どの方向からでも刺さります。マイクロUSBと違って剛性もありしっかりしています。タブレット自身も、薄さ、画面のきれいさ等、iPADと同じ様な質感です。

デスクトップPCでは、下図のように飛行プランを作成します。1ライセンスで、例えば、デスクトップPCとノートPCにもインストール出来ますので、現場でもご使用になれます。

飛行プランのデータは、UAVに転送するときにこのWindows PCとドローンに接続されたタブレットを同じWIFIネットワークに接続する必要があります。会社や家の中であれば、同じWIFIネットワーク環境に接続、外であればモバイルネットワークが必要です。簡単には、スマホのWIFIに接続することで、飛行プランのデータを転送することが出来ます。

この辺り、LitchiやGSPとは仕組みが違っていて、現場にPCを持ち込む必要がありますが、UgCSはそれらには無いメリットを享受できます。

ちなみに、環境とは関係のない話になりますが、上図の様な傾斜の場合、何回か触ってみると感触がわかってきますが、ファントムではGSD 1.0未満は厳しく、GSD 1.2位必要になってきます。一番高い所と低い所の標高差に依存しますので、面積や領域の方向にも依存します。Inspireで焦点距離50mm、75mm(フルサイズ換算)程度があると便利です。

従来のGround Stationの場合、災害場所等の急ぐ場合は、事前に標高差を調べて、その高度を人間が計算してタブレットで設定・・・ということは出来ませんので、このようなアプリは役にたつかと思います。UAV測量も常に平坦な場所とは限りませんので、このようなツールは今後ICTの普及が進むにつれて必要になってきます。

経験上、災害場所では、標定点の設置には限界はありますが、GSD 1.2程度でも、数十センチ程度の精度は出るとは思います。

続きます。

以上です。