3DsurveyのCAD機能を使用するとモデルから図面を作成することが出来ます。今回は、老朽化が進んだ建物を立て直す場合に必要な、配置図、断面図の作成に関して、ご紹介します。

下図は、GSD=1cm/pixで撮影したモデルです。構造が少し複雑で、かつGSDは1cm程度なので建物の角などは結構丸まってたり、ぼけていたりします。

まず、配置図としてTOPから見た図を作ります。よく観察すると、屋根よりも飛び出ている玄関や車の出入り口のスロープ、ポーチ(日差し)、後付けのプレハブなどがあります。そのため、まず基準となる屋根の図面を作成し、それを基に外構設備などを加えていく方針としました。

最初にTOP図を作る為の投影するプレーン(投影面)を設定します(下図の緑色部分)。建物は周りの道路よりも少しだけ小高くなっており、均一の高さではない為、周りの道路の高さで設定しました。このプレーンを設定しますと、屋根上で指定したポイントが投影面に反映されます。垂直のプレーンを設定することも可能です。

この作図のポイントとなる使用した3Dsurveyの機能は以下です。
- オルソモードにてTOP図を作図
- コーナを90度を保つ機能を使用して作図
- 飛び出ている柱などは点群が丸まっている為、柱の長さ、奥行き、柱と柱の間隔の長さを指定し作図(事前にモデルが明確にならないと思われる部分は計測しておく必要があります。特に低位の奥まった部分です)
- 壁が屋根で見えない部分は、エリアボックスで屋根を消して作図
静止画ではうまく伝わらないので、動画を作成してみました。ご参照ください。
断面図は次回、ご紹介予定です。
