鳥の習性を知りドローンを飛行させる

ドローンを飛行させる上での基礎知識として、航空法や民法、道路交通法、電波法等、機体の構造、航空力学、電池特性等チェックしておかなければいけないことがたくさんありますが、他にも重要なことがあります。鳥の習性です。

私も鳥の知識は詳しくないのですが、ドローン飛行中ヒヤリハットとした事から、少し勉強しましたので、ご紹介しようと思います。

繁殖時期

例外はあるようですが、多くの鳥は春から初夏にかけて繁殖します。この繁殖時期は、巣の近くをドローンが飛ぶと、例えばカラスといえどかなり威嚇的にドローンの上下左右を飛び、ガーッガーッと激しく鳴きます。ぶつかりそうな位、近くを飛びますのでかなり注意が必要です。

その場合は、はやくその場所(巣があると思われる場所)から離れることが大事です。離れれば追ってはきません。カラスの警戒域は40~50メートルだそうで、実際にも少し離れれば、先ほどの威嚇がうそのように去っていきます。初期の段階は威嚇行動のみですが、その次の段階では命がけで攻撃してくるようです。

繁殖時期は、カラスに限らずカモメ等、他の鳥も同じかもしれません。経験上は、繁殖時期ではなければ、猛禽類以外の鳥は特に大きな警戒は必要ないと思っています。

猛禽類

鷲(ワシ)と鷹(タカ)、鳶(トビ・トンビ)は、全てタカ目タカ科の鳥です。これらは見分けが難しいのですが、この中では基本的にはワシが一番大きく目安として80~100cm、次いでタカが50~60cm位でありますが、種類によっては例外もあります。ワシとタカの見分け方は、ワシの尾はまっすぐ伸びていますが、タカの尾は扇形なのが特徴です。

トンビはタカと同じ位の大きさですが、「ピーヒョロロロ」と鳴くのですぐにわかります。タカやワシは、生きた小動物を捕食し、トンビは小動物の死骸や市街地のごみを漁ります。

ワシやタカは、ファントムを攻撃してきます。私は攻撃をされたことはありませんが、ヒヤとしたことはあります。トンビは未知数ですが、おそらく同じでしょう。猛禽類は自分より大きな動物への攻撃を行うので、Matrice等の大型の機体でも油断は出来ません。

ドローンを飛行中、ワシ、タカが出てきたらすぐに飛行を中止しましょう。10分も待っていれば、獲物はいないと判断し、旋回しながら徐々に遠くの山の方に飛んでいきます。

以上です。