UAV測量・ドローンによる点検撮影|最適なカメラの設定

今回記載します内容は、UAV測量時のカメラの設定のお話です。

ICTマニュアルにも簡単には記載されていますし、かなり基本的な事ですが、以外と見逃されていると思われますので、今回まとめる事にしました。

PhotoScanに求められる要件

PhotoScan、Pix4D等、点群生成ソフトに求められる一番重要な要件は、とにかく鮮明な写真を撮影するという事です。ピンボケ、ぶれがあると、複数の写真の共通点が見つけにくくなり、合成が出来なくなります。特にUAV測量は、カメラが移動しながら撮影するため、シャッタースピードは理想的には1/500秒以上で撮影するのが望ましいです。また、被写体の前後領域のピントをより合わせるため、絞りを出来るだけ絞る(F値を高くする)必要があります。これは、センサーサイズが大きいほど深度が深くなるため、焦点が合っている前後領域のぼけは、強くなります。

カメラの設定

DJIのドローンは、オートで撮影すると、必要以上に絞りが開く(F値が小さい)傾向があるため、シャッタースピード的には良いのですが、前後領域のボケが発生しやすい特性があります。インスパイアのカメラは、ファントムよりもセンサーサイズが大きい(深度が深い)ため、より気を使う必要があります。その為、マニュアル設定するのが望ましいですが、ある程度の経験が必要になります。マニュアル設定が難しい場合は、シャッタースピード優先で扱うのも良いかと思います。

私の場合は、ファントム4ですと、晴れ~曇りの日で、ISO400、F値7~10、シャッタースピード1/400~1/500で設定しています。正直、ISOあまり上げたくはないのですが、400まで上げてようやく絞りとシャッタースピードはぎりぎり許容値なのかなと思っています。きちんと晴れていれば、F10、シャッタースピードは1/500が出ます。これは、良いカメラほど設定がシビアになり、結果として画像の鮮明差に差が大きく出ます。

しかしながら、このように設定して撮影した画像は、カメラの性能を100%発揮し、かなり鮮明に映りますので、一度お試しください。

以上です。

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