Matrice300RTK ファームアップデート情報
2021年2月1日ファームアップデート
弊社で使用しているM300RTKでも確認出来ましたので、以下に記載致します。
新機能の追加
1 | Zenmuse P1ジンバルとカメラに対応。 |
2 | 障害物回避に使用出来るCSMレーダのサポート。 |
これは、別途CSMレーダを購入し機体に装着する事でミリ波レーダによる障害物を検知できるものです。ビジョンセンサーと平行して使用でき、CSMレーダを使用する事で電線のような細い障害物の検知し、障害物との距離も表示可能となります。 |
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3 | カメラとFPVビューの最適化。 |
4 | EGM96モデルを使用し、機体の絶対高度(ASL)を表示。 |
日本で定義されている標高モデル(東京湾平均海面)とは異なり、地球の平均海水面を基準にしたもの。多少の違いはありますが、おおよその絶対高度として参考にする事が出来ます。尚、表示モードが追加されたのみで、飛行への影響はありません。従来の高度も選択出来ます。 |
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5 | リモートコントローラのバッテリ残量が10%以下時は、離陸できない制限を追加。詳細別途。 |
6 | リモートコントローラが画面を録画している時に、音声を録音する機能を追加。 スマート送信機のマイクで録音したものを録画に反映出来ます。 |
7 | ライブストリーミング(GB28181規格)への対応。 |
ミッションフライトの最適化
1 | マッピングミッションに地形認識モードを追加。DSMファイルをインポートする事で利用可能。 |
2 | フライトミッションを計画する際に、リモコンの記録、ファーカス、シャッターボタンを無効にできる機能の追加。 |
3 | フライトミッション計画のカメラリストにH20赤外線カメラとPSDK102S(日本では未発売)を追加。 |
4 | ジンバル制御の安定の最適化。 |
その他
- デフォルトのRTH高度を100mに変更(安全を配慮)
バグ修正
- ミッションフライト中に撮影し損ねる問題を修正。
- ミッションフライト中、ジンバルが異常にヨー方向へ回転する問題を修正。
- ウェイポイントのミッション時、最後のウェイポイントを実行出来ない問題を修正。
- ウェイポイントのミッション時、ミッションを完了出来ない問題を修正。
- 送信機の日付誤表示問題を修正。
- 送信機でメディアの音量を調整したときにフィードバックオンが出なかった問題を修正。
- 外付けPilot Appに接続する際、再生ダウンロード速度が遅い問題を修正。
- Mapboxを使用する際、ミッション飛行で中断した飛行ルートを再開できない問題を修正。
- デュアルオペレータモード時、ジンバル制御不具合を修正。
- H20ズームカメラのナイトモードと4K解像度を設定出来ない問題を修正。
- バッテリー認証エラー問題を修正。
- カスタムネットワークRTKが切断されると再接続できない問題を修正。
詳細は弊社までご連絡ください。
以上です。