第2回チュートリアルは、PhotoScanの処理の中で一番重要な部分です。
写真のアラインメント
PhotoScanは重なり合う画像間のマッチングポイントを見つけ、各写真のカメラ位置を推定し、低密度なポイントクラウドモデルを構築します。「ワークフロー」メニューから「写真のアラインメント」コマンドを選択します。
「写真のアラインメント」ダイアログボックスで、パラメータの推奨値を次のように設定します。デフォルトから特に変更する必要はないです。
- 精度:高(画像ファイル数にもよりますが、Agisoftとしては「高」を推奨しています)
- 汎用予備選択:有効
- 座標予備選択:有効
- キーポイント制限:40,000
- タイポイント制限:4,000
- マスクを適用(Ver1.35では「特徴点をマスクする」):無効(マスクされている領域がある場合に有効)
- カメラモデルの調整を適用する(Ver1.35では「カメラモデルのフィッティングを適応する」):有効(PhotoScan歪みパラメータの推定を可能にする)
- 「OK」ボタンをクリックし、写真のアラインメントを開始します。 実行時間はプロジェクト内の画像数と解像度によって異なります。モデルビューには低密度ポイントクラウドモデルが表示されます。 カメラの位置と向きは、ビューウィンドウで青色の長方形で示されます。表示されない場合は、ツールバーの「カメラを表示」ボタンをクリックします。
マーカの設定
UAV測量などで精度が必要な場合は、対空標識を基にマーカの設定がここで必要となります。「PhotoScan ガイド付きアプローチを使用したマーカ配置方法」をご確認ください。
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