DJI Terraの使用方法です。LiDAR360を使用するための準備内容としてまとめました。
Zenmuse L1で計測したLiDARの生データをDJI Terraを使用して、LiDAR360に必要なlasデータ及びsbet.out(軌道ファイル)を取り出す方法を纏めます。
DJI Terraを起動し、「構築ミッション」のタブであることを確認し、「新規ミッション」をクリックします。
「LiDAR点群」を選択します。
作成したいミッション名を入力します。
「フォルダを追加する」をクリックし、LiDARの生データのフォルダを指定します。
「LiDAR点群」をクリックし、座標系などを設定します。高さモデルは、Defaultを設定すると楕円高に、JGD2011(Vertical)hightを指定すると標高になります。「点群精度 最適化」は、LiDAR360にて後処理を行う場合は、素の点群データが望ましいため、OFFにします。(最適化は、ある部分は良くなったり、他の部分は悪くなったりしますので、非推奨です。)
「処理開始」ボタンをクリックすると、処理がはじまります。構築が終了すると点群データが表示されます。データに問題なければ、ホームボタンをクリックします。
「フォルダを開きます」をクリックします。
フォルダが開いたら、「lidars」の下に以下のデータあります。
Lidar360で必要なデータは、***.lasと***sbet.out(軌道ファイル)の2点になります。
以上です。