Phantom4ProへHDMIモジュールを装着した結果 2017-07-30

以前記載した記事の続きです。
Phantom4空撮に必須な HDMIモジュール不具合 2017-02-24
要約しますと、Phantom4+HDMIモジュール+ファームVer.1.8の組み合わせで、映像が大きく遅延するという問題です。

上記の記事を記載した後、反響が多く複数の方から問い合わせがありました。今でも改善されていないので、困っている方がいらっしゃるようです。

私は、Phatom4Proも保有しており、仕事上、このProにもHDMIモジュールを付けたかったのですが、不具合が発生してもお金の無駄になるので、しばらく様子を見ていました。

しかし、不具合のあったPhantom4のHDMIモジュールをPhantom4Proに移植してみてはどうか? ダメ元だし問題無ければ新品を購入する必要がなくなります。とずっと思っていたのですが、ようやく試す事が出来ました。結論から言うと、問題なく動作しました。どうやら、Phantom4との組み合わせのみに問題があるようです。Inspire1も問題ありませんから。

移植する上でいくつかポイントがありますので、下記にまとめてみます。(作業は自己責任でお願いします)

HDMIモジュールの外し方

まず、もともと付いているHDMIモジュールを送信機から外す必要がありますが、カバーを外すには、すこしコツがいります。ノーマルの物と違って、内部の構造を知らないと、うまくはずれません。

  1. 1.5mmの六角レンチと、細めのプラスドライバを用意します。
  2. 4本の六角ねじを外します。
  3. カバーの下部を出来るだけ垂直に上に持ちあげるように引っ張り上げます。
    (下図を見るとわかりますが、カバー内部ではコネクタが刺さっているため、これが抜けるようにケースを上(基盤に対して垂直方向)に持ち上げます)
  4. カバー下部が持ち上がったら(コネクタがはずれたら)、上部側へ持ち上げてはずします。

外す前の状態

カバー内の構造

後は、基盤上の3本のねじと、3つフィルム状配線を外すと、基盤は完全に外れます。配線を外すときは、コネクタの黒いレバーを持ち上げるとロックが外れます。このレバーは破損しやすいので、そっと持ち上げてください。

モジュール移植後の作業、アプリのより良い設定

モジュール移植後は、送信機のファームアップデートを促すメッセージが出てきますので、最新にアップデートします。ファームアップデート前は、HDMIモジュールを装着したPhantom4 Proの映像はカクカクしていましたが、更新後は良好になりました。

しかし、まだこの状態ではカクカクするときがあります。映像転送設定のチャネルが「自動選択」になっていると、チャネルを切り替えるときに映像がもたつきますので、「カスタム」に設定し、いずれかのチャネルに設定すると、かなり改善されます。

ちなみに、これはPhantom4+HDMIモジュールの不具合時にも、ある程度の効果がありましたが、それ以上に映像遅延が大きかったため、焼石に水状態でした。

結果、私の環境では、まったく問題ないレベルとなりました。みなさんもお試しください。